ヨウ素化合物事業

医薬品、電子材料、機能材料分野の需要に応える各種有機ヨウ素化合物をご提供してまいります。

注目される有機ヨウ素化合物

有機ヨウ素化合物とは、1つ以上の炭素 - ヨウ素結合を持つ有機化合物で、例えばホルモンの一つであるチロキシンは人体に必須な有機ヨウ素化合物です。またX線造影剤は、1,3,5-トリヨードベンゼンの誘導体で、ヨウ素の大きな原子核がX線を吸収する性質を利用し、水に溶けやすく毒性も無く排泄が容易なため広く使われています(ヨウ素需要の20%以上)。当社は過去30年にわたりこの分野の世界の製薬メーカーに原料ヨウ素を安定供給しています。また古くからヨウ素系医薬品として、殺菌剤、殺虫剤、防黴剤等の利用があります。

他のハロゲンに比べてヨウ素の原子半径は最も大きく電気陰性度は最も小さく、その炭素-ヨウ素の結合解離エネルギーが小さいためヨウ素基の脱離が容易であり、ヨウ素分子の穏和な酸化能や二重結合に対する配位能などの性質を用いた工業的有機化合物中間体の合成法として広く用いられています。近年ヨウ素の多原子価を持つ性質を利用した超原子価ヨウ素化合物は重金属酸化剤あるいは遷移金属に代わる環境調和型有機反応剤として開発が進んでいます。

また成長著しい有機ELおよび情報記録材料等の導電性を保有する有機共役系機能材料として、特異な反応性を利用した有機ヨウ素化合物中間体に期待が高まっています。

有機ヨウ素化合物事業の概要

当社は、千葉・大多喜地区においてわが国で最初(昭和9年)に天然ガスかん水からヨウ素を工業的に生産を開始しました。それ以来、「資源ヨウ素の生産〜各種無機ヨウ素化合物製造〜使用済みヨウ素のリサイクル事業」の包括的な世界のヨウ素需要家の要請に応え、主に有機ヨウ素化合物製造工程からの使用済みヨウ素のリサイクルをいち早く着手し、貴重資源ヨウ素の回収と環境問題の改善に貢献してきました。近年になり、ヨウ素の特性を活かした有機反応試剤の市場性および医薬・情報電子・環境分野での有機ヨウ素化合物の市場拡大の期待から "有機ヨウ素化合物事業"に本格的に取り組んでおります。

有機ヨウ素化合物事業の概要

有機ヨウ素化合物事業の取り組み

1.
受託生産から提案型生産まで、多目的プラントによるヨウ素化合物をご提供いたします。
 
2.
原料ヨウ素―ヨウ素化合物製造―ヨウ素リサイクルの一貫した効率的な生産体制を生かします。
 
3.
合弁会社と連携した迅速で競争力ある、高品質の有機ヨウ素化合物をご提供いたします。
 

受託生産の製造フロー

当社製品一覧に記載されていない製品につきましても受託生産が可能です。特に製造工程から発生する使用済み溶液中にヨウ素が含有されている場合、ヨウ素リサイクルのメリットと組み合わせる事で競争力のある価格でのご提供が可能です。

※数kgから数10Tonの規模まで、変種変量の製造に対応します。

技術の特徴

ハロゲン化、酸化、還元、エステル化、アミノ化、ニトリル化、フリーデル-クラフツ反応、ウィティッヒ反応、グリニヤール反応、各種クロスカップリング反応

研究開発体制


技術研究所・技術開発センターの拡充による新規プロセス探索から合理化まで最適な製造プロセスの提案

75年に渡るヨウ素関連の分析・解析力

積極的な大学及び企業間連携による新技術採用
研究開発体制
 

生産拠点


千葉事業所

千葉県長生郡長生村七井土1,365
地図はこちら
生産拠点

製造設備

GL反応槽 2000L:2基、GL反応槽 3000L:2基、GL反応槽 5000L:4基、蒸留塔(理論段数:7段):1基、その他:コニカル乾燥機、遠心分離器、熱交換器、*GL反応槽 10〜500L、*その他:蒸留試験装置、*低温反応装置、*他各種反応装置、*自動反応解析装置
(*は技術研究所設備)

分析機器類

核磁気共鳴装置NMR(400MHz)、ICP発光分析計、ICP質量分析計、液体クロマトグラフ、イオンクロマトグラフ、ガスクロマトグラフ、ガスクロマト質量計(GC-MS)、原子吸光(フレーム・ファーネス)、電子線マイクロアナライザー(EPMA) 、蛍光X線分析計、X線粉末回折計、TOC計、水分計(カールフィシャー、赤外線)、熱分析装置

分析機器類

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お問い合わせ先

営業部担当:嶋野、店橋
メールアドレス:
電話:03-3566-0343
FAX:03-3566-0340

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